森の中のいのちと出会うたび
朝露の奥で
小さな芽が ひかりを抱いていた
savaくんが そっと近づくと
古い木の幹に
やさしい目が ひとつ灯る
「急がなくていい」
木の精霊の声は
根から根へ
土の中を ゆっくり渡った
落ちた葉も
眠る種も
見えない場所で
森の明日を支えている
森の中のいのちと出会うたび
savaくんの胸にも
新しい芽が ひとつ生まれた
想像から、創造へ
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朝露の奥で
小さな芽が ひかりを抱いていた
savaくんが そっと近づくと
古い木の幹に
やさしい目が ひとつ灯る
「急がなくていい」
木の精霊の声は
根から根へ
土の中を ゆっくり渡った
落ちた葉も
眠る種も
見えない場所で
森の明日を支えている
森の中のいのちと出会うたび
savaくんの胸にも
新しい芽が ひとつ生まれた
草の穂が いっせいに傾き
透明な輪が 空をほどいた
風の精霊は
姿を持たず
葉のきらめきと
頬をなでる冷たさで
そこにいることを教えた
「聞こえない声も
消えたわけではないよ」
savaくんは
手のひらをひらき
遠くから届く
小さな震えを受けとめた
誰かの願いは
別の誰かの息に運ばれ
ひとりでは越えられない場所へ
やさしい道をつくっていく
夜の川には
出会った命の光が
星になって流れていた
木のぬくもり
風のささやき
芽吹きを待つ静けさ
遠くで呼び合う声
savaくんが
胸に集めた光を
両手から川へ返すと
闇は 少しだけ透きとおった
命は
同じ形のままではいられない
それでも
受けとったやさしさは
次の光になって続いていく
夜明けへ向かう星の川を見つめ
savaくんは歩き出した
緑の靴に
森の朝露を光らせながら
出会うことは、世界を増やすこと。
聴くことは、命に居場所をつくること。
受け渡すことは、明日を照らすこと。